なに?なに?「デブ味覚」をリセットって!?食事制限、運動、リバウンドなしのゆるダイエット!!

【1】「デブ味覚」???
太っている人は高脂肪で糖分の多い食事をつい欲してしまいがち
これを「デブ味覚」と呼んでいます
【2】第6の味覚「脂肪味」
これまでに知られている5つの味覚、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うま味」に加えて、第6の味覚「脂肪味」があることが最近の研究で分かってきた。
脂肪の多い加工肉や、チョコレートケーキなどのお菓子、ポテトチップなど、脂質を多く含む食べ物が好まれる理由はここにあるかもしれない。
高脂肪の食品は日常であふれ、大量に消費されている。高脂肪の食品を食べ続けることで、脂肪に対して味覚が鈍くなっている可能性がある。「脂肪味」に敏感になることで、高カロリー食品の食べ過ぎを抑えられる可能性がある。
逆に、この感覚が鈍くなっていると、食べ過ぎを抑えられなくなる。
人間の体は食べ物を十分に摂取したと感じると、脳が食べることを止める信号を出して知らせるようにできている。
【3】「やせ味覚」になる!
ダイエットを成功させるには、「食欲」と、食べたいのに食べられない「ストレス」のコントロールが重要
問題になってくるのが“味覚の個人差”。なぜならば、太っている人は高脂肪で糖分の多い食事をつい欲してしまいがちだから。
まさに「デブ味覚」、「脂肪味に鈍感」
それならば、濃い味でなくても満足できる「やせ味覚」に自分の感覚をリセットしましょう。
【4】やせ味覚は「やせ出し汁」で!
4種類の材料で作ったパウダーにお湯を注いで飲み続けることで、素材本来のうま味を感じられるようになり、食べたい欲求がダウン。無理なく体重を落とすことができるのです。
【5】食事は夜型?朝方?どっちがいい?
朝食をしっかり食べると、体重コントロールに有利なだけでなく、脂質異常症の発症リスクも低くなることが、研究で明らかになった。
朝食をとらないで、食事が夜型になると、体重が増えやすくなるだけでなく、血糖や脂質などの代謝にも悪影響があらわれることが、ペンシルベニア大学の研究で明らかになった。
食事の時間が夜型になるのは、考えられている以上に危険なことです。食べる時刻が遅いと、血糖、インスリン、中性脂肪、コレステロールの値が増加することで、肥満や2型糖尿病、心臓病などに関わるホルモンのマーカーに悪影響があらわれます」と、ペンシルベニア大学ペレルマン精神医学大学院心理学部のケリー アリソン氏は言う。
【6】朝型、夜型食事を比較してみた
研究には9人の健康な成人が参加
(1)食事時間が早め(午前8時から午後7時までに3回の食事と2回の軽食をとる)
(2)食事時間が遅め(昼の12時から午後11時までに3回の食事と2回の軽食をとる)
参加者に(1)か(2)のどちらかの食事法を8週間続けてもらい、2週間のウォッシュアウト期間を挟んで、食事法を交換してまた8週間続けてもらった。
【7】結果は?
食事の時間が遅いと体重が増加しやすく、インスリン、空腹時血糖、コレステロール、中性脂肪などの値が上昇することが分かった。
食事の食事の時間が遅いと脂質の代謝が減少し、炭水化物の代謝は増加することが示された。
食事の時間が早いと、体重が減少しやすく、エネルギー代謝やホルモンの分泌などが活性化することが分かった。とくに夜遅くに食事をすると食欲が亢進しやすく、睡眠時間が短くなりやすいという。
【8】朝型食事がいい!キーワードは「ホルモン」
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食事が朝型になると、食欲を促進する作用のあるグレリンの分泌のピークが昼間にあることが分かった。
食欲を抑制し、エネルギー代謝を活性化する作用のあるレプチンは長く作用し、体重増加を抑えられることも判明した。
【9】食事を摂るタイミングの結論!
食事をとるタイミングなどの生活サイクルが、体重コントロールや健康マーカーに重要な影響を及ぼす
食事のタイミングを朝型にし、睡眠時間を一定にするだけで、体重をコントロールしやすくなります
生活スタイルを変えるのは容易ではありませんが、なるべく早い時間に食事を済ませるだけで、健康への慢性的な悪影響を取り除くことができる可能性があります
濃い味でなくても満足できる「やせ味覚」に自分の感覚をリセット
食事のタイミングを朝型にし、睡眠時間を一定にするだけで、体重をコントロールしやすくなります